読売Bizフォーラム中部講演概要

米国大統領選を終えて〜国際情勢と日本外交の今後〜

藤崎 一郎  氏 元駐米大使 中曽根平和研究所理事長 

開催日2020年12月15日 (火)
会場 ANAクラウンプラザホテル グランコート名古屋/16時30分開場、17時講演開始

 中部経済の未来と地域づくりを考える「読売Biz(ビズ)フォーラム中部」が12月15日、「ANAクラウンプラザ ホテルグランコート名古屋」(名古屋市中区)で開かれ、元駐米大使で中曽根平和研究所理事長の藤崎一郎氏が、「米国大統領選を終えて~国際情勢と日本外交の今後~」をテーマに講演しました。

 約50人の参加者を前に、大統領選について「(所得格差などに対する)鬱積うっせきした不満が米国全体にある。国を分けた選挙だった」と接戦の背景を分析しました。

 当選が確定した民主党のジョー・バイデン前副大統領について「自他共に認める外交通だ」と評価。日本では、バイデン政権でも中国への厳しい態度は変わらないとの見方があるとし、「米国は大統領交代で大きく変わる。外交では色々な可能性があると、頭の体操をしておくことが大事だ」と話しました。

 また、バイデン氏が新政権で登用する予定の幹部人事を分析し、「副大統領時代に一緒に仕事をした側近たちが力を持つのではないか」との見通しを示しました。

講師プロフィール

  • 藤崎 一郎  氏 元駐米大使 中曽根平和研究所理事長 

     1947年生。1969年外務省入省。北米局長、外務審議官、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部大使(WTO、国連等)を経て2008年-2012年駐米大使。現在、中曽根平和研究所理事長、一般社団法人日米協会会長。慶応大学、ブラウン大学、スタンフォード大学院、英国国際戦略研究所にて学ぶ。