読売Bizフォーラム中部:講演概要
新型コロナウイルス感染症に立ち向かって
田村 憲久 氏 衆議院議員(元厚生労働大臣)
開催日2022年9月5日 (月)
会場
ANAクラウンプラザ ホテルグランコート名古屋/16時30分開場、17時講演開始
菅内閣で厚生労働相を務めた田村憲久衆院議員が「新型コロナウイルス感染症に立ち向かって」をテーマに講演しました。
田村氏は約60人の聴衆を前に、感染が拡大して病床が逼迫した際、「一般医療に負荷をかけず、コロナ患者を受け入れる方法を考えないといけなかった」と回顧。今後、新たな変異株に備え、集団で検査が受けられる施設や、病床確保のための臨時の医療施設を各地に設置すべきだと指摘しました。
オミクロン株の新系統「BA・5」に一定の効果があるとされ、今月にも高齢者らを対象に始まるワクチンの接種をしっかりと進めるべきだとの考えも示しました。
本講演は、新型コロナの感染対策を講じて開かれました。
講師プロフィール
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田村 憲久 氏 衆議院議員(元厚生労働大臣)
1964年三重県生まれ。88年千葉大学法経学部卒業後、民間企業に就職。94年に国政を目指すことを決意し、96年衆議院議員に初当選。以降2021年まで連続9期当選。
この間、政府では厚労政務官、文科政務官、総務副大臣、国会では衆議院厚労委員長に就任し、2012年12月に厚生労働大臣に就任する。その後、国会にて裁判官訴追委員長を務めるとともに自民党の新型コロナウイルス関連肺炎対策本部長を経て、20年9月には二度目の厚生労働大臣に就任した。