読売ビジネス・フォーラム(北海道):講演概要
起死回生~令和を生き抜く経営力
江上 剛 氏 作家
開催日2020年9月23日(水)
会場
札幌パークホテル/正午~14時半
「読売ビジネス・フォーラム2020」の講演会が9月23日、札幌市中央区のホテルで開かれ、作家の江上剛氏(66)が「起死回生 ~令和を生き抜く経営力」と題し、約130人を前に講演しました。
江上氏は松尾芭蕉の「世の人の見付けぬ花や軒の栗」という俳句を挙げ、「人々が気づかない地味な『栗の花』を見つけることは、マーケティング的にパンデミック(大流行)で価値観が大きく変わる時代の大きなヒントになる。成功するには、世の人が見つけない喜びをどうやって探すのかという視点が必要だ」と述べました。
講師プロフィール
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江上 剛 氏 作家
1954年兵庫県生まれ。早稲田大学卒業後、旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。支店勤務の後、本部企画、人事関係部署を経て、高田馬場、築地各支店長。1997年「第一勧銀総会屋事件」に遭遇し、広報部次長として混乱収拾に尽力。銀行員としての傍ら、2002年「非情銀行」で小説家デビュー。2003年退行。新しい金融エンタテイメントを描き、サラリーマンの悲哀を描いた「失格社員」や大倉喜八郎の生涯を描いた「怪物商人」などベストセラー多数。