読売・TDBフォーラム北陸講演概要

石破内閣の300日
~「今日より明日はよくなる」と実感できる社会へ~

橘 慶一郎  氏 内閣官房副長官 衆議院議員

開催日2025年8月25日 (月)
会場 ホテルニューオータニ高岡

 石破内閣で内閣官房副長官を務める橘慶一郎・衆院議員(64)(富山3区)は、日本が直面する課題について、経済安全保障を挙げ、「関税を下げて自由貿易を促し、経済力を世界全体で高め合うべきだ。経済安全保障が国力を守る」と指摘しました。

 高岡市出身の橘氏は英国のケンブリッジ大学大学院を修了後、2004年から高岡市長を2期目の途中まで5年務め、衆院議員に6回当選しました。24年から官房副長官に就任し、地震からの復興や防災庁設置へ積極的な提言を続けています。

 講演で橘氏は「少子高齢化による人材不足が地域社会の弱体化につながる」と主張。対処するには「官公庁の賃上げ支援や物価高対策が適切だ」と述べました。

 役所の機能を地方へ分散させることにも積極的な姿勢を見せ、「東京への一極集中状態の解消が地方創生の一端となる」としました。

 また「地方に目を向けた政策や、設備と人材への投資で経済を回すことが、これからの日本を作る」と訴えました。

 さらに、富山県に対しては、若者・女性が働きたいと思える企業風土作りや、再生可能エネルギーを利用した発電の推進を提言しました。

講師プロフィール

  • 橘 慶一郎  氏 内閣官房副長官 衆議院議員

    1961年高岡市生まれ。84年東京大学法学部卒。同年北海道開発庁入庁。89年ケンブリッジ大学大学院修士課程修了。95年伏木海陸運送㈱代表取締役社長。04年5月高岡市長。09年衆議院議員選挙初当選。

    以降、24年まで6期連続当選。12年総務大臣政務官。14年自民党国会対策副委員長。15年自民党政務調査会総務部会長。16年復興副大臣。17年自民党副幹事長。19年衆議院文部科学委員長。22年自民党組織運動本部団体総局長。24年内閣官房副長官。