理事長挨拶
一般社団法人読売調査研究機構は、2019年に読売新聞東京本社が中心になって設立した新聞社系シンクタンクで、セミナー事業と調査研究事業を手掛けています。
セミナー事業は、北海道、東北、北陸、中部、大阪の地方５拠点に、2025年度からは東京も加えた計６拠点で、経営者や団体トップらを対象にした会員制セミナーを展開しています。拠点ごとに年５回程度開催する講演会には、有力政治家、経済団体・企業トップ、自治体首長のほか、文化、科学技術など各界の「時の人」を講師に招き、最新の知見や次代の展望を共有します。東京のセミナーは、1972年に読売新聞社が設立した「読売国際経済懇話会（YIES）」で、当機構が25年度から運営を引き継ぎました。現職総理や日銀総裁、外国要人らを招いた講演会は400回近くに上っており、YIESの伝統を守りながら、新たな時代の要請に応えていきます。会員同士による情報交換、意見交換を通して、ともに研鑽を図りながら、日本と世界の未来を考える場として頂ければ幸いです。
各拠点の会員の方々には、読売新聞東京本社調査研究本部や当機構の主任研究員らが、旬なテーマを掘り下げて解説するリポートなど、有用な情報を定期的にお届けします。
「大手町アカデミア」あるいは「読売Bizフォーラム東京」と銘打って、どなたでも無料で視聴できるオンラインセミナーも開催しています。共催する大学・研究機関の研究者が、最新の研究成果を発表した後、当機構の主任研究員らとの対談や、視聴者との質疑応答などを通して、皆様の知的好奇心に応えます。
中央省庁や自治体などから受注する調査研究事業にも取り組んでいます。言論・報道機関である読売新聞社と連携し、多様な意見や議論が交わされる場を提供するとともに、自らも調査・研究の成果を発信することで、国民の知る権利に応え、世界の平和と繁栄に貢献したいと考えています。当機構の展開する事業に是非、ご参加下さい。
一般社団法人 読売調査研究機構 理事長
読売新聞東京本社 常務取締役 調査研究担当
南 砂（みなみ まさご）