一般社団法人
読売調査研究機構

　コーヒーチェーン大手スターバックスコーヒージャパンの水口貴文・最高経営責任者（CEO）が「ミッションと人を軸とした経営とは」をテーマに講演しました。

　講演では、大学生アルバイトらスタッフの提案で売れ残った食品を割引し、食品ロスの削減に結びつけたことを披露。「仕事を自分事として捉え、発想してもらうことが大切だ」と強調しました。

　国内の市場が伸び悩む中、日本企業の成長に必要な要素として、「色んな価値観を持つ人がいることで、面白いアイデアが生まれる。多様性は不可欠になる」と述べました。

　水口氏はルイ・ヴィトン日本法人などを経て、2016年6月から現職。スターバックスは1996年に日本に初出店しました。現在、全国に1655店を展開し、アルバイトを含む約4万人の従業員が働いています。