読売Bizフォーラム東北:講演要旨
東北人としての生き方
内館 牧子 氏 脚本家・作家
開催日2020年11月5日 (木)
会場
ウェスティンホテル仙台
地域の将来を有識者らと共に考える「読売Bizフォーラム東北」が5日、仙台市で開かれ、脚本家で作家の内館牧子さん(72)が「東北人としての生き方」をテーマに講演しました。
秋田市出身の内館さんは、54歳で東北大大学院に入学し、仙台市で3年間過ごしました。内館さんは、自らも委員を務めた東日本大震災復興構想会議で、「東北の人は我慢強い」と発言した委員に対し、「ステレオタイプで考えるのはやめてほしいと言った」というエピソードを紹介。内館さんは「東北の人はもっともっと前に出ていいはず。個性も力もある。仙台が自覚を持って東北を引っ張っていかないといけない」と期待を述べていました。
講師プロフィール
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内館 牧子 氏 脚本家・作家
秋田市生まれの東京育ち。1988年脚本家デビュー。テレビドラマとして「ひらり」「毛利元就」「白虎隊」など数々の脚本を手掛ける。「終わった人」など小説も多数。
2019年11月には、宮城が舞台のドラマ「小さな神々の祭り」が話題となった。日本相撲協会・横綱審議委員会審議委員、東日本大震災・復興構想会議委員など歴任。2006年、東北大学大学院で修士号を取得。