読売Bizフォーラム東京
:講演要旨
IoT時代の地域活性化を考える
月尾嘉男 氏東京大学名誉教授
開催日2019年12月10日 (火)
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最新の技術を生かした地域活性化策に詳しい月尾嘉男・東大名誉教授を講師に迎えた「読売Biz(ビズ)フォーラム東京」の講演会が12月10日、東京・大手町の読売新聞東京本社で開かれた。
月尾氏は「ありとあらゆるモノにセンサーが付く社会が目の前に来ている」と指摘し、「これからの時代は(モノやサービスをネットにつなぐ)IoTを地域振興に使うべきだ」と訴えた。
地方では、高齢者らを対象にした車の乗り合いサービスや、センサーを使った農業といった動きが広がっていることを紹介し、「世界でみれば、日本は起業に挑戦する人がまだ少ない。もっと地域で新しいことに取り組んでほしい」と強調した。
講師プロフィール
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月尾嘉男 氏 東京大学名誉教授
1942年名古屋市生まれ。愛知県立旭丘高校を経て、1965年東京大学工学部卒業。1971年東京大学工学系大学院博士課程修了。1978年工学博士。名古屋大学工学部教授、東京大学工学部教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授、総務省総務審議官などを経て、現在は東京大学名誉教授。著書は『縮小文明の展望』『先住民族の叡智』『航海物語』『転換日本 地域創成の展望』など。趣味はカヤック、クロスカントリースキー。2004年ケープホーンをカヤックで周回。