読売Bizフォーラム東京
:講演要旨
読売クオータリー オンラインゼミ
「難病の子どもたちを守れ!~新型コロナ禍 小さな命に危機が迫る~」
坂上 博 読売新聞東京本社 調査研究本部 主任研究員
福島慎吾 氏認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク 専務理事
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前半は、難病を患う子どもさんとその家族の日常生活が、新型コロナウィルスの感染拡大によってどのような状況に追い込まれたのか、安心して暮らせるにはどのような支援体制が必要なのかについて、坂上主任研究員が問題提起しました。
後半では、トークゲストに認定NPO難病のこども支援全国ネットワーク専務理事の福島慎吾氏を招き、マスクや消毒薬が不足した時の状況や、親が感染した時の子どもの預け先についてなど様々なテーマについてディスカッションしました。
講師プロフィール
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坂上 博 読売新聞東京本社 調査研究本部 主任研究員
1987年読売新聞社入社。千葉支局を振り出しに、整理部、松本支局、医療部を経て現職。
20年以上医療を専門に取材を続けている。厚生労働省の「小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会」委員、日本小児科学会移行支援に関する提言作成ワーキンググループ委員など。
著書・共著に「再生医療の光と闇」(講談社)、「薬害エイズで逝った兄弟―12歳・命の輝き」(ミネルヴァ書房)、「三大病死亡 衝撃の地域格差」(中央公論新社)、「きちんと知ろう!アレルギー」全3巻(ミネルヴァ書房)、「シリーズ疫病の徹底研究」3巻4巻(講談社)、「完全図解 医療のしくみ」(講談社)、「数字でみるニッポンの医療」(講談社現代新書)、「実例とイラストでよくわかる いざというときに役に立つ 最先端医療」(技術評論社)など多数。
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福島慎吾 氏 認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク 専務理事
脊髄性筋萎縮症という神経難病、てんかんのある子どもの父親。社会福祉士。
入間市障害者福祉審議会会長、神奈川県慢性疾病児童支援協議会委員、千葉県移行期医療支援連絡協議会委員、社会保障審議会専門委員など。