読売Bizフォーラム東京
講演概要

読売Bizフォーラム東京 オンラインゼミ
「揺れる超大国~米大統領選の展望~」

渡辺 靖 氏慶應義塾大学SFC教授

大内佐紀 読売新聞東京本社 調査研究本部 主任研究員

開催日2020年9月28日 (月)
  •  国際報道に長く携わった大内佐紀・読売新聞調査研究本部主任研究員が、近著「白人ナショナリズム」(中公新書)が話題の渡辺靖・慶応義塾大SFC教授をゲストに迎え、熾烈な選挙戦の勝者を展望しました。

     冒頭に大内主任研究員から「読売新聞紙面から見る2020年のトランプ株」「米大統領選の仕組みと激戦州の動向」の2つのテーマで問題を提起しました。その後の渡辺氏とのディスカッションでは「バイデン氏とトランプ氏の差は何なのか」「米国社会の分断の深刻さ」「右派と左派の動向」「無党派層やZ世代はどう動くか」「郵送投票の問題は」など、幅広いトピックを扱い、来年1月20日の夜、ホワイトハウスにいるのはトランプ氏かバイデン氏かの状況分析を行いました。

講師プロフィール

  • 渡辺 靖  氏 慶應義塾大学SFC教授

    1967年、札幌市生まれ。1997年ハーバード大学大学院博士課程修了(Ph.D.社会人類学)。ハーバード大学国際問題研究所、オクスフォード大学シニア・アソシエート、ケンブリッジ大学フェローなどを経て、2005年より慶應義塾大学SFC教授。専門はアメリカ研究、文化政策論。日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞受賞。近著は『リバタリアニズム』『白人ナショナリズム』(共に中公新書)。

     

  • 大内佐紀   読売新聞東京本社 調査研究本部 主任研究員

    1986年、読売新聞入社。主に国際報道に携わり、特派員としてワシントン、ジュネーブ、ロンドンに駐在。The Japan News編集長、編集局次長などを経て現職。小中学校の4年間を米国で過ごして以来、文化から政治までアメリカに高い関心を寄せる。