読売Bizフォーラム東京
:講演要旨
大手町アカデミア×人間文化研究機構 自然の「恵み」と「災い」の関係を考える~気候変動時代の防災減災
吉田 丈人 氏総合地球環境学研究所・東京大学大学院総合文化研究科 准教授
開催日2021年4月20日 (火)
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総合地球環境学研究所の吉田丈人・准教授が4月20日、大手町アカデミアと人間文化研究機構による特別講座で、「自然の『恵み』と『災い』の関係を考える 気候変動時代の防災減災」と題して講演しました。従来型の防災手法の限界を踏まえ、生態系を活用した防災減災(Eco-DRR)や、自然が持つ多様な機能を防災に活かすグリーンインフラの重要性を、福井県・三方五湖や滋賀県・比良山麓の事例を紹介しながら解説しました。
講演の様子はこちらの動画からご覧いただけます。
講師プロフィール
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吉田 丈人 氏 総合地球環境学研究所・東京大学大学院総合文化研究科 准教授
生態学や陸水学が専門で、生物の多様性や複雑性を解き明かす研究と、生態系を活用した防災減災(Eco-DRR)など人と自然のかかわりに関する研究に取り組んでいる。主な編著書に、『実践版!グリーンインフラ』(日経BP)、『地域の歴史から学ぶ災害対応:比良山麓の伝統知・地域知』(総合地球環境学研究所)、『シリーズ現代の生態学6:感染症の生態学』(共立出版)がある。