読売Bizフォーラム東京
講演概要

大手町アカデミア×人間文化研究機構
もうひとつの第二次世界大戦~中立国の記録から見る日本

加藤聖文 氏国文学研究資料館・研究部 准教授

前田啓介 読売新聞文化部記者

開催日2022年11月4日 (金)
  • 大手町アカデミア×人間文化研究機構「もうひとつの第二次世界大戦~中立国の記録から見る日本」が11月4日オンラインで開催されました。

    国文学研究資料館・研究部 准教授の加藤聖史氏が「中立国とは」「日本と中立国」「利益代表国の役割」などについて講演を行った後、読売新聞文化部記者の前田啓介とのトークセッションでは「中立国のアーカイブズ」「歴史記録の特徴」などについて議論が交わされました。

     

     

     

講師プロフィール

  • 加藤聖文  氏 国文学研究資料館・研究部 准教授

    1966年愛知県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程修了。現在、人間文化研究機構国文学研究資料館/総合研究大学院大学准教授。専門は、日本近現代史・東アジア国際関係史・アーカイブズ(歴史記録)学。主に満洲を中心に実証的な研究を続け、2021年に『海外引揚の研究』で角川源義賞を受賞。また、読売新聞読書委員の他、テレビのドキュメンタリーやドラマの監修などメディアを通した活動も積極的に行っている。

  • 前田啓介   読売新聞文化部記者

    1981年生まれ。滋賀県出身。上智大学大学院修了。2008年、読売新聞東京本社入社。長野支局、社会部などを経て、現在、文化部で近現代史や論壇を担当。満蒙開拓や、ペリリュー・アンガウルの戦い、硫黄島の戦い、沖縄戦、特攻、シベリア抑留など戦争に関する取材に関わってきた。著書に『辻政信の真実 失踪60年――伝説の作戦参謀の謎を追う』(小学館新書)、『昭和の参謀』(講談社現代新書)がある。