読売Bizフォーラム東京
講演概要

ヒップホップから見た現代モンゴル世界
-あるいは経済格差と民族分断を乗り越えるための連帯の方法論

島村一平  氏 国立民族学博物館 准教授

多葉田聡   読売新聞東京本社調査研究本部 主任研究員

開催日2023年2月16日 (木)

「モンゴル」という言葉を聞いた時、広い草原や騎馬の民、ゲルと呼ばれるテントのような住居をイメージする人が多いかもしれませんが、現代のモンゴルの首都ウランバートルには高層ビルが立ち並び、人口における遊牧民の割合は実は10%以下となっています。

ヒップホップは1992年に民主主義国家となったモンゴルに流れ込んだ「西側の文化」の一つですが、モンゴルでヒップホップが広く受け入れられた背景には口承文芸における「韻踏み文化」があるとも言われています。

 本講座では、ヒップホップという音楽がモンゴルで支持される社会的・文化的側面を読み解くと共に、ロシア・中国などの国境に分断された現代モンゴル民族のリアルに迫ります。

講師は、文化人類学を専門とし、『ヒップホップ・モンゴリア:韻がつむぐ人類学』などモンゴルに関する著書を多数出版、2013年度日本学術振興会賞、2014年度大同生命地域研究奨励賞を受賞した国立民族学博物館准教授の島村一平氏が務めます。聞き手は読売新聞東京本社調査研究本部主任研究員の多葉田聡です。

【開催概要】

タイトル:大手町アカデミア×人間文化研究機構 

      ヒップホップから見た現代モンゴル世界

       -あるいは経済格差と民族分断を乗り越えるための連帯の方法論

日  時:2023年2月16日(木)18時~19時45分

講  師:島村一平氏(国立民族学博物館 准教授)

聞き手 :多葉田聡(読売新聞東京本社調査研究本部 主任研究員)

開催方法:YouTubeライブ配信

受講料:無料

プログラム: (1)島村氏による講演(2)トークセッション(3)Q&A

受講方法:前日までに視聴方法をメールでご案内します

主  催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構、(一社)読売調査研究機構

後  援:読売新聞社

講師プロフィール

  • 島村一平  氏 国立民族学博物館 准教授

    1969年愛媛県生まれ。文化人類学・モンゴル研究専攻。早大法学部を卒業後、テレビ番組制作会社に就職するも取材で訪れたモンゴルに魅了され退社、モンゴルへ留学。モンゴル国立大学大学院修士課程修了。帰国し総合研究大学院大学博士課程単位取得退学。博士(文学)。著書に『ヒップホップ・モンゴリア:韻がつむぐ人類学』(青土社)、『憑依と抵抗:現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム』(晶文社)など。2013年度日本学術振興会賞、2014年度大同生命地域研究奨励賞をそれぞれ受賞。

  • 多葉田聡   読売新聞東京本社調査研究本部 主任研究員

    1967年富山県生まれ。文化部記者として映画、演劇、出版などを担当した後、中央公論新社総務局長、読売新聞グループ本社知的財産部長、調査研究本部主任研究員を経て現職。