読売Bizフォーラム東京
講演概要

気候変動の先の未来を創造する
-科学政策インターフェイスが生み出す社会の持続可能性

ホーテス・シュテファン  氏 中央大学理工学部 教授

小島千枝  氏 中央大学法学部 教授

開催日2023年2月2日 (木)

 「中央大学×大手町アカデミア」の第2回講座テーマは「気候変動と持続可能な社会」です。

 気候変動が自然環境や生物の多様性に与える影響は、世界にとって大きな脅威となっています。そして、このような問題の解決に科学や技術の知見を政策に活用する科学政策インターフェイスの考え方が注目されています。

 本講座では国際社会、国、自治体、NGO、企業、個人など多様なアクターがどのような役割を果たし連携していくべきか、人類がこれまで積み重ねてきた知恵をどのように活用することで持続可能な社会を創出でき、またそのための法的な対応はどうあるべきか、など幅広い議論を行います。

  講師は、持続可能な地域づくりに関するプロジェクトに多く関わってきた生態学を専門とする中央大学理工学部理工学部教授のホーテス・シュテファン氏と国際海洋法を専門とする中央大学法学部教授の小島千枝氏が務めます。

 【開催概要】

タイトル:第2回中央大学×大手町アカデミア

     気候変動の先の未来を創造する-科学政策インターフェイスが生み出す社会の持続可能性

日  時:2023年2月2日(木)19時~20時30分

講  師:ホーテス・シュテファン氏(中央大学理工学部教授)

     小島千枝氏(中央大学法学部教授)

開催方法:YouTubeライブ配信

受講料 :無料

プログラム: (1)講師によるプレゼンテーション (2)トークセッション (3)Q&A

受講方法:前日までに視聴方法をメールでご案内します

主催:中央大学 (一社)読売調査研究機構

後援:読売新聞社

講師プロフィール

  • ホーテス・シュテファン  氏 中央大学理工学部 教授

    ドイツ・ゲッティンゲン市出身。高校時代に日本に留学。ドイツ・マールブルグ市フィリップス大学で生物学と地理学を専攻。修士・博士課程において、北海道の湿原植生の変遷に関する研究を実施。2004年にドイツ・レーゲンスブルグ大学で博士(理学)取得。東京大学大学院農学生命科学研究科特任研究員、ドイツ・ギーセン市ユストゥス・リービッヒ大学研究員、ドイツ・マールブルグ市フィリップス大学研究員を経て、2019年に中央大学理工学部人間総合理工学科に着任。社会生態系(Social-ecological systems)の構造と機能に関する研究を行い、生態学の観点から科学―政策インターフェイスに貢献。

     関連業績としては、Seibold, S., […], S. Hotes, […] J. Müller. 2021. The contribution of insects to global forest deadwood decomposition. Nature 597:77-81Sasaki, K., S. Hotes, T. Ichinose, T. Doko, and V. Wolters. 2021. Hotspots of Agricultural Ecosystem Services and Farmland Biodiversity Overlap with Areas at Risk of Land Abandonment in Japan. Land 10:1031、マンロー ホーテス キャサリン ・ ホーテス シュテファン. 2021. 美しい景観は持続可能か:文理融合に基づいた考察. ランドスケープ研究 84:340-345 Früh-Müller, A., M. Bach, L. Breuer, S. Hotes, T. Koellner, C. Krippes, and V. Wolters. 2019. The use of agri-environmental measures to address environmental pressures in Germany: Spatial mismatches and options for improvement. Land Use Policy 84:347-362など。

  • 小島千枝  氏 中央大学法学部 教授

    広島市出身。1997年中央大学法学部卒業、2002年同大学院法学研究科国際企業関係法専攻博士後期課程修了、博士(法学)取得。その後、イェール大学ロースクールよりLL.M.J.S.D.を取得。マックス・プランク比較公法国際法研究所上級研究員、世界海事大学助教授、武蔵野大学法学部教授を経て、2019年より現職。専門は国際法学。国際海洋法分野での論文や国際会議での報告多数。最近の関連業績としては、「Climate Change and the Protection of the Marine Environment: Food Security, Evolutionary Interpretation, and the Novel Application of Dispute Settlement Mechanisms under the United Nations Convention on the Law of the Sea」『Global Environmental Change and Innovation in International Law』(Neil Craikほか編、Cambridge University Press、2018)、「海洋再生可能エネルギーをめぐる国連海洋法条約上の課題」『国際法研究』第9号(2021)、「国連海洋法条約は気候変動問題に適用できるのかー海洋環境の保護・保全義務を中心にー」『白門』73/ (通巻848)(2021)、「Marine Scientific Research and Informal Lawmaking」『Unconventional Lawmaking in the Law of the Sea』(Natalie Klein編、Oxford University Press2022)など。