読売Bizフォーラム東京
講演要旨

日文研×読売Bizフォーラム東京 
「2023年ごろ」-曖昧な時間をどう表現するか-進化するデジタル・ヒューマニティーズの世界

関野 樹 氏国際日本文化研究センター 教授

開催日2023年3月6日 (月)
  • 国際日本文化研究センター×読売Bizフォーラム東京「『2023年頃』-曖昧な時間をどう表現するか-進化するデジタル・ヒューマニティーズの世界」が3月6日にオンラインで開催されました。

    「デジタル・ヒューマニティーズによる人文学と情報学の関係の変化」「デジタル・ヒューマニティーズにおける時間の役割」「暦に基づく時間やあいまいな時間表現」などを取り上げた国際日本文化研究センターの関野樹・教授の講演に続き、読売新聞東京本社調査研究本部の井深太路・主任研究員とのトークセッションでは「デジタル・ヒューマニティーズの歴史と現在地」「デジタル・ヒューマニティーズにおける時間情報の位置づけ」「デジタル・ヒューマニティーズの未来像」をテーマに、歴史記録をデジタル化することの価値やその意義について討議が行われました。

     

講師プロフィール

  • 関野 樹  氏 国際日本文化研究センター 教授

    京都大学大学院理学研究科動物学専攻・博士後期課程修了、博士(理学)。総合地球環境学研究所・准教授、同・教授を経て、2018年より現職。現在の専門分野は情報学(時間情報学/人文情報学)。主要論文に「日付を表す文字列の解釈と暦の変換-暦に関する統合基盤の構築に向けて」(情報処理学会シンポジウムシリーズ、2013年 - 情報処理学会山下記念研究賞受賞)など。