読売Bizフォーラム東京
:講演概要
ロボットでくらしはどう変わる?-知能化・共生・協働がもたらす世界
新妻実保子 氏中央大学理工学部精密機械工学科 教授
井深太路 読売新聞東京本社調査研究本部 主任研究員
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中央大学×大手町アカデミア「ロボットでくらしはどう変わる?-知能化・共生・協働がもたらす世界」が6月8日にオンラインで開催されました。
中央大学理工学部教授の新妻実保子氏が、ロボティクス(ロボット工学)が生み出す新しい価値、人の生活を支援・協働するAIロボットのありたき姿など、ロボット技術が人間の可能性を拡げる社会のあり方について講演を行った後、トークセッションでは「人工知能(AI)とロボット」「空間知能化への挑戦」「人とロボットの未来」の3つのトピックで議論が展開されました。視聴者からも「シンギュラリティと人類の幸福は両立てきるのか」「ロボットに『顔』があることの意味は」など多くの質問が寄せられました。
講師プロフィール
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新妻実保子 氏 中央大学理工学部精密機械工学科 教授
福島県いわき市出身。博士(工学)。2009年中央大学理工学部精密機械工学科助教,2013年同准教授,2021年同教授となり現在に至る。専門は,空間知能化,人とロボットシステムのインタラクション。World Robot Summit Future Convenience Store Challenge の競技委員を務める。最近の主な研究業績には,Takumi Nishio & Mihoko Niitsuma (2022) Moving objects extraction for building environmental maps describing human walking activity using a 3D LiDAR, Advanced Robotics, 36:23, 1291-1304,中島 健太, 新妻 実保子, Virtual-pet Assisted Activityにおけるバーチャルペットと身体動作が心理的及び生理的効果に与える影響, 知能と情報, 2021, 33 巻, 3 号, pp. 678-685などがある。
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井深太路 読売新聞東京本社調査研究本部 主任研究員
社会部で司法や厚生労働・環境分野を、地方部で東日本大震災の報道を担った後、生産統括部長として新聞の印刷・輸送業務にかかわる。現在は物流、サプライチェーンを研究。