読売Bizフォーラム東京
:講演概要
変化にさらされる地域の歴史と文化を伝える
~地域・大学・専門機関のネットワークが生み出す未来
天野真志 氏 国立歴史民俗博物館・研究部 准教授
井深太路 (一社)読売調査研究機構 専務理事
日本各地には、それぞれの地域で長い年月をかけて培ってきた様々な歴史や文化があります。しかし時代の変化や昨今頻発している災害などの影響を受けて、地域の歴史や文化の維持・保存が危ぶまれています。

本講座では、全国各地における歴史文化資料保全活動、地域と大学の共創の現状などについて紹介するとともに、このような地域の歴史文化に対し大学がどのような役割を果たしていくべきか、また各地域が多様な価値観を共有しながら連携していくネットワークのあり方などについて考えます。
講師に日本近世・近代史、資料保存を専門とする国立歴史民俗博物館・研究部 准教授の天野真志氏をお招きし、講演後のトークセッションでは(一社)読売調査研究機構 専務理事の井深太路が聞き手を務めます。
【開催概要】
タイトル :大手町アカデミア×人間文化研究機構
変化にさらされる地域の歴史と文化を伝える~地域・大学・専門機関のネットワークが生み出す未来
日 時:10月27日(金)18時~19時45分
講 師:天野真志氏(国立歴史民俗博物館・研究部 准教授)
司 会:井深太路((一社)読売調査研究機構 専務理事)
開催方法:YouTubeライブ配信
受講料 :無料
プログラム:(1)天野真志氏による講演(2)トークセッション(3)Q&A
受講方法:前日までに視聴方法をメールでご案内します
締 切:10月23日(月)
主 催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構、(一社)読売調査研究機構
後 援:読売新聞社
講師プロフィール
-
天野真志 氏 国立歴史民俗博物館・研究部 准教授
1981年島根県生まれ。専門は日本近世・近代史、資料保存。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。東北大学災害科学国際研究所助教などを経て現職。地域に伝わる多様な歴史文化の保存・継承に取り組み、特に災害時における文化財や資料の救済・保存を進めている。著書に『幕末の学問・思想と政治運動』(吉川弘文館)、『地域歴史文化継承ガイドブック』(共編著、文学通信)など。
-
井深太路 (一社)読売調査研究機構 専務理事
1987年読売新聞社入社。編集局地方部、社会部で、司法、宮内庁、厚生労働省、遊軍、東京都庁などを担当。東日本大震災では震災担当デスクを務める。制作局次長、総務局次長、調査研究本部次長兼主任研究員などを経て、2022年から読売調査研究機構専務理事。主任研究員としては主に物流、流通関係の記事を執筆。