読売Bizフォーラム東京
講演概要

文化人類学の視点で法を読む~「法人類学」の歩みと展望(中央大学×大手町アカデミア 第8回)

高野 さやか  氏 中央大学総合政策学部 准教授

井深 太路   (一社)読売調査研究機構 専務理事

開催日2024年9月26日 (木)

 「法人類学」という学問領域をご存じですか?
「法」にはさまざまなかたちがあります。国家が規定する成文法(国家法)に限らず、その解釈や判例、成文化されていない「慣習法」など、「法的なるもの」全般を対象に、文化人類学の視点から追求しようとする学問が「法人類学」です。研究対象は多岐にわたります。
 中央大学総合政策学部 准教授の高野さやか氏が、法人類学のこれまでの歴史や、近年の展開についてご紹介します。司会・聞き手は一般社団法人読売調査研究機構 専務理事の井深太路が務めます。

|開催概要
タイトル       文化人類学の視点で法を読む~「法人類学」の歩みと展望
講  師    高野 さやか氏(中央大学総合政策学部 准教授)
司会・聞き手  井深 太路(一般社団法人 読売調査研究機構 専務理事)
開催日時    2024年9月26日(木) 19時~20時30分
開催方法    オンライン配信(YouTubeライブ)
内  容    (1)高野准教授による講演 (2)トークセッション (3)Q&A
受  講  料    無料
申込方法             こちらから
定  員    500名
申込締切    2024年9月23日(月・祝)
受講方法    前日までに視聴方法をメールでお送りします
主  催    中央大学、(一社)読売調査研究機構
後  援    読売新聞社

 
※企画内容、時間などは予告なく変更になる場合があります。
※講師の急病や天災、その他やむを得ない不可抗力の事態が発生した場合には、当日でも講座を中止することがあります。
※配信中のインターネット環境によっては、画像・音声の乱れが現れる場合がございます。Wi-Fi環境など高速通信が可能な、電波の良いところでご視聴ください。
※講座の様子は、事後に主催者が運営・管理する媒体で記事や動画として掲載されたり、公式SNSで紹介されたりする場合があります。

講師プロフィール

  • 高野 さやか  氏 中央大学総合政策学部 准教授

    専門は法人類学。「法の生成」をめぐる実践の民族誌的研究、および法人類学における慣習法概念の再検討に取り組んでいる。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。

    主な著作に「法と慣習」(箕曲存弘ほか編著『東南アジアで学ぶ文化人類学』昭和堂、2024年、第7章分担執筆)、『ポスト・スハルト期インドネシアの法と社会―裁くことと裁かないことの民族誌』(三元社、2015年)などがある。

  • 井深 太路   (一社)読売調査研究機構 専務理事

    1987年読売新聞社入社。編集局地方部、社会部で、司法、宮内庁、厚生労働省、遊軍、東京都庁などを担当。東日本大震災では震災担当デスクを務める。制作局次長、総務局次長、調査研究本部次長兼主任研究員などを経て、2022年から読売調査研究機構専務理事。主任研究員としては主に物流、流通関係の記事を執筆。