読売Bizフォーラム東京
講演概要

経済学で学ぶ課題解決へのヒント~暮らしやすい地域のしくみづくり(中央大学×大手町アカデミア 第9回)

中村 大輔  氏 中央大学国際経営学部 教授

高橋 徹   読売新聞東京本社 調査研究本部主任研究員

開催日2025年2月13日 (木)

 私たちの社会には、貨幣を用いて必要なものが調達できる「市場経済」という便利な機能があります。その一方、超高齢化などを背景に、市場経済が万全に機能するための要件が整わない部分で、様々なひずみも生じています。特に、地域での人間関係や連帯感は近年、薄まっているように感じられ、それに付随して様々な課題が出てきていると考えられます。
 中央大学国際経営学部 教授の中村大輔氏が、経済学の視点で地域課題に向き合うことで、どのような独自性・独創性が期待できると考えられるのかなどを探っていきます。経済学の基本である社会の循環システムを説明するとともに、地域で行政とともに実際に行ってきた共同研究の取り組みや成果、地域の中の資源を活用するために必要なものが何かについて、紹介します。
 講演に続いてのトークセッションでは、読売新聞東京本社 調査研究本部主任研究員の高橋徹が聞き手を務め、どこに課題解決の糸口があるのか、議論を深めます。

|開催概要
タイトル   経済学で学ぶ課題解決へのヒント~暮らしやすい地域のしくみづくり
講  師   中村 大輔氏(中央大学国際経営学部 教授)
聞き手    高橋 徹(読売新聞東京本社 調査研究本部主任研究員)
開催日時   2025年2月13日(木) 19時~20時30分
開催方法   オンライン配信(YouTubeライブ)
内  容   (1)中村教授による講演 (2)トークセッション (3)Q&A
受講料    無料
定  員   500名
申込締切   2025年2月10日(月)
受講方法   前日までに視聴方法をメールでお送りします
主  催   中央大学、(一社)読売調査研究機構
後  援   読売新聞社

講師プロフィール

  • 中村 大輔  氏 中央大学国際経営学部 教授

    2006年秋に英国グラスゴー大学において博士学位を取得後、米国イリノイ大学に客員研究員として2008年秋まで滞在し、2010年春まで南米チリのノーザンカトリック大学にて専任講師を務める。帰国後は公益財団法人国際東アジア研究センター上級研究員、九州大学大学院経済学研究院客員准教授を経て、福岡女子大学国際文理学部准教授として6年間勤務し、5年前より中央大学国際経営学部にて現職に至る。専門領域は、経済学、都市・地域政策、空間・立地政策など。

  • 高橋 徹   読売新聞東京本社 調査研究本部主任研究員

    1990年読売新聞社入社。千葉支局を経て経済部で財務省、日本銀行、金融庁、総務省、国土交通省、流通・商社などを担当。政治部で民主党を担当。経済部次長、静岡支局長、調査研究本部主任研究員、同本部管理部長、北海道支社次長を経て、20246月より現職。静岡地裁裁判所委員、20233月に中央大学×大手町アカデミア第3回「法曹界の『いま』-変化への挑戦 裁判官・検事・弁護士が語るリアル」の司会・聞き手を務めた。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。