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:講演概要
激変する世界と監査の将来~不正と対峙する公認会計士
川端 千暁 氏 中央大学商学部 助教
高橋 徹 読売新聞東京本社 調査研究本部主任研究員
激変する社会の中で、企業活動の公正さや透明性を支える監査の役割は、ますます重要性を増しています。
公認会計士法では、公認会計士の使命について「独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もって国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする」と定めています。こうした使命のもと、会計不正事件や金融危機といった深刻な局面において、これまで公認会計士はどのように向き合い、そして今後どのように応えていくべきなのでしょうか。
中央大学商学部助教の川端千暁氏が、近年、世界で発生した不正事件の具体例や、監査制度の動向、監査に携わる公認会計士の取り組みや挑戦を紹介し、果たすべき役割を探ります。
講演に続いてのトークセッションでは、聞き手を読売新聞東京本社調査研究本部主任研究員の高橋徹が務め、議論を深めます。
|開催概要
タイトル 激変する世界と監査の将来~不正と対峙する公認会計士
講 師 川端 千暁氏(中央大学商学部 助教)
聞 き 手 高橋 徹(読売新聞東京本社 調査研究本部主任研究員)
開催日時 2025年6月17日(火) 19時~20時30分
開催方法 オンライン配信(YouTubeライブ)
内 容 (1)川端助教による講演 (2)トークセッション (3)Q&A
受講料 無料
定 員 500名
申込締切 2025年6月14日(土)
受講方法 前日までに視聴方法をメールでお送りします
主 催 中央大学、(一社)読売調査研究機構
後 援 読売新聞社
講師プロフィール
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川端 千暁 氏 中央大学商学部 助教
中央大学商学部、助教。財務諸表監査やコーポレートガバナンスに関する研究を専門としています。関西学院大学で商学と法学を学び、博士(商学)号を取得。主に、法的責任や監査市場が監査人の行動に与える影響(監査人のインセンティブ)に興味があります。監査やガバナンスを研究テーマとして多様な方法や切り口でアプローチしています。
好きなことは、不正や粉飾の事例の調査と学生指導。一児の父。
Xアカウント:@ac2_kwbt
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高橋 徹 読売新聞東京本社 調査研究本部主任研究員
1990 年読売新聞社入社。千葉支局を経て経済部で財務省、日本銀行、金融庁、総務省、国土交通省、流通・商社など、政治部で民主党を担当。経済部次長、静岡支局長、調査研究本部主任研究員、同管理部長、北海道支社次長を経て、2024年6月より現職。25年2月に中央大学×大手町アカデミア第9回「経済学で学ぶ課題解決へのヒント~暮らしやすい地域のしくみづくり」の聞き手を務めた。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。