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:講演概要
科学と社会を架橋する
~ニホンウナギの資源管理を対象とした科学アセスメントのすゝめ
(東北大学 東北アジア研究センター×大手町アカデミア)
石井 敦 氏 東北大学 東北アジア研究センター 准教授
安田 幸一 読売新聞東京本社 編集局次長
あなたは最近、ウナギを食べましたか?
「値段が高くてなかなか食べられない」という方も多いのではないでしょうか。
ウナギの値段が、さらに高騰するかもしれません。
欧州連合(EU)は、ニホンウナギを野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約の対象に加えるよう提案しました。ニホンウナギが対象となると、約7割を輸入に頼る日本への影響は避けられません。
ニホンウナギの生態、漁業の実態、輸入や流通の仕組みはとても複雑であり、地域の食文化もかかわります。ニホンウナギの資源管理に関する課題には、科学的な解明と評価をもとに、対処していく必要があるでしょう。
本講座では、東北大学 東北アジア研究センターの石井 敦准教授が、ニホンウナギの資源管理を対象に、科学と社会をつなぐことの意義を解説します。
講演に続いてのトークセッションでは、読売新聞東京本社 編集局次長の安田 幸一が聞き手を務めます。
|開催概要
タイトル 東北大学 東北アジア研究センター×大手町アカデミア
科学と社会を架橋する
~ニホンウナギの資源管理を対象とした科学アセスメントのすゝめ
講 師 石井 敦 氏(東北大学 東北アジア研究センター 准教授)
聞き手 安田 幸一(読売新聞東京本社 編集局次長)
開催日時 2025年12月16日(火)18時30分~20時00分
開催方法 オンライン配信(YouTubeライブ)
内 容 ・石井 敦氏による講演 ・トークセッション ・Q&A
受講料 無料
定 員 500名(定員に達し次第締め切ります)
申 込 こちらから (→https://20251216academia.peatix.com)
申込締切 12月14日(日)
受講方法 前日までに視聴方法をメールでお送りします
主 催 東北大学 東北アジア研究センター、(一社)読売調査研究機構
後 援 読売新聞社
講師プロフィール
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石井 敦 氏 東北大学 東北アジア研究センター 准教授
専門は国際環境政治、科学技術社会学、超学際科学。Sustainability Science 2017年最優秀論文賞受賞(共著)。研究によって学術的な理論的貢献と政策決定への直接貢献を同時に達成することができる研究方法を追求している。また、外交において有用な科学研究の方法である「外交科学(diplomatory science)」を提唱している。現在は、超学際科学的なアプローチによるウナギの資源管理を研究している。
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安田 幸一 読売新聞東京本社 編集局次長
1992年読売新聞社入社。千葉支局を経て、科学部で文部科学省、厚生労働省、環境省、原子力規制庁などを担当。国内外の科学技術政策、再生医療、気候変動、原子力、宇宙開発など科学技術領域を幅広く取材してきた。大阪本社科学医療部次長、東京本社科学部次長、同部長を経て、2025年6月編集局次長(科学部長兼務)。科学技術全般とデータジャーナリズムを担当している。