オンラインセミナー
:講演要旨
科学と社会を架橋する
~ニホンウナギの資源管理を対象とした科学アセスメントのすゝめ
(東北大学 東北アジア研究センター×大手町アカデミア)
石井 敦 氏東北大学 東北アジア研究センター 准教授
安田 幸一 読売新聞東京本社 編集局次長
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東北大学 東北アジア研究センターと大手町アカデミアによる連携講座「科学と社会を架橋する~ニホンウナギの資源管理を対象とした科学アセスメントのすゝめ」が1月15日にオンラインで開催されました。
国立歴史民俗博物館 研究部の石井 敦 准教授が 、 ニホンウナギの資源管理を科学的コンセンサスがなく、価値観が乖離している「厄介問題」と位置づけ、「超学際科学」を使って科学アセスメントを行うことの重要性を解説しました。
講演後には、石井准教授と読売新聞東京本社 安田 幸一編集局次長とのトークセッションが行われました。トークセッションでは 「ウナギの資源管理の難しさ」「超学際科学の方法論」「その他の『厄介問題』とその対処法」などの話題を展開しました。
Q&Aでは「いまの科学技術をもってしても、ウナギの資源管理は難しいのでしょうか?」「科学アセスメントをより理解するために、おすすめの本や、ドキュメンタリー映画などがあれば、教えてください」など 熱心な質問が寄せられました。
講師プロフィール
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石井 敦 氏 東北大学 東北アジア研究センター 准教授
専門は国際環境政治、科学技術社会学、超学際科学。Sustainability Science 2017年最優秀論文賞受賞(共著)。研究によって学術的な理論的貢献と政策決定への直接貢献を同時に達成することができる研究方法を追求している。また、外交において有用な科学研究の方法である「外交科学(diplomatory science)」を提唱している。現在は、超学際科学的なアプローチによるウナギの資源管理を研究している。
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安田 幸一 読売新聞東京本社 編集局次長
1992年読売新聞社入社。千葉支局を経て、科学部で文部科学省、厚生労働省、環境省、原子力規制庁などを担当。国内外の科学技術政策、再生医療、気候変動、原子力、宇宙開発など科学技術領域を幅広く取材してきた。大阪本社科学医療部次長、東京本社科学部次長、同部長を経て、2025年6月編集局次長(科学部長兼務)、11月より現職。科学技術全般とデータジャーナリズムを担当している。