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:講演概要
デジタルプラットフォームの法規制~検索エンジン市場独占とスマホソフトウェア競争促進法
中島 美香 氏 中央大学国際情報学部 教授
小林 泰明 読売新聞東京本社編集局経済部 記者
何か調べ物をする時、パソコンやスマホで検索すれば、ほとんどの事が解決できる便利な時代になりました。皆さんは、“ググる”という言い方に代表されるようにGoogleの検索アプリを使われている方が多いのではないでしょうか。世界的に見てもシェアの大半を占めているようです。
スマホのOSやアプリストア、ブラウザ、検索エンジンなどで寡占が進む中、公正な競争環境の整備を目的に、「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」(スマホソフトウェア競争促進法)が、12月18日に全面施行されました。セキュリティの確保等を図りつつ、競争を通じて、消費者が多様なサービスを選択できる恩恵を享受できるよう、一定の義務を課すものです。
これらについて最新の研究をされている中央大学国際情報学部の中島美香教授をお迎えし、デジタルプラットフォームを巡る競争環境などについて現在の状況をご講演いただきます。
講演に続いてのトークセッションでは、ニューヨーク特派員時代に米国で「GAFA」などを取材していた読売新聞東京本社編集局経済部記者の小林泰明が聞き手を務めます。
講師プロフィール
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中島 美香 氏 中央大学国際情報学部 教授
㈱情報通信総合研究所主任研究員を経て、
2019年から中央大国際情報学部准教授、2025年4月から現職。
総務省情報通信審議会専門委員なども務める。
情報法(競争政策)、デジタル・プラットフォーム規制が専門。
主要論文として、
「米国グーグル反トラスト法裁判2024年8月判決とデジタル・プラットフォーム規制の意義」
SOFTIC Law Review 2巻1号15頁(2025年)など。
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小林 泰明 読売新聞東京本社編集局経済部 記者
2005年、読売新聞社入社。
水戸支局を経て、東京本社経済部でエネルギー、通信、ITなどを担当。
2015年~16年、米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題大学院(SAIS)客員研究員。
2019年~22年、ニューヨーク特派員として米国で「GAFA」などを取材。
現在は東京本社経済部でAIなどデジタル全般と政府の動向を取材する。
主な著作に「国家は巨大ITに勝てるのか」、「死刑のための殺人」。