読売Bizフォーラム東京
:講演概要
読売Bizフォーラム東京 オンラインゼミ「カメラマンと担当記者が明かす『フォトドキュメント 第33期 竜王戦七番勝負』の舞台裏」
吉田 祐也 読売新聞東京本社 編集局 文化部記者
若杉 和希 読売新聞東京本社 編集局 写真部記者
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『フォトドキュメント 第33期 竜王戦七番勝負』が3月5日に刊行されたことを記念して、取材にあたった読売新聞東京本社 文化部 将棋担当の吉田 祐也記者と、写真部の若杉和希記者が対談しました。
写真集に掲載された写真を中心に紹介しながら、取材時の様々な裏話が披露されました。
鹿児島県指宿市での対局前日、羽生九段が砂風呂に入る様子の撮影に応じたことについて、吉田記者は「体調を崩して対局が延期になった羽生さんがファンを気遣うとともに、回復をアピールしたのではないか。人間性の大きさを感じた」と語りました。
クールな印象の強い豊島竜王について、若杉記者は「『チョコレートを食べますか』と言ってくれたり、意外にかわいい人。『とよぴー』という呼び名も雰囲気に合っていると思った」と話しました。
講演の動画は、YouTubeでご覧いただけます。
講師プロフィール
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吉田 祐也 読売新聞東京本社 編集局 文化部記者
1979年、愛知県名古屋市生まれ。2005年、読売新聞東京本社入社。
宇都宮支局を経て2010年に編成部(本版ニュース面)。2015年に文化部へ異動となり、テレビ・芸能関連の取材を担当。2016年から文化部の将棋担当となり、主催棋戦である竜王戦や藤井聡太二冠の取材などを行っている。
趣味・特技は将棋。高校から将棋を始め、大学時代は全国大会に10回以上出場した。段位申請はしていないが、棋力はアマトップクラス(五~六段)。囲碁も多少打てるため、棋士から有段者と思われているが、アマ5、6級程度の棋力でめちゃくちゃ弱い。
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若杉 和希 読売新聞東京本社 編集局 写真部記者
1987年、静岡県焼津市生まれ。2010年読売新聞東京本社入社、写真部、社会部都内版編集室、大阪本社写真部を経て、2015年10月から東京本社写真部。政治、経済、事件・事故、スポーツなど分野を問わず撮影している。将棋の撮影は、入社以来何度か機会はあったものの、1局通しで見たのはこの七番勝負が初めて。
趣味・特技は、写真。高校卒業後から撮り始め、自宅に暗室を作ったり、ホテルの写真室でアルバイトをしたりして大学時代を過ごす。撮影だけでなく、写真展や写真集を見るのも好き。好きな被写体は人物、苦手な被写体は料理。